うんち・おしっこ

まず前回書いた「ヌキテパ」という言葉で検索する人がいる、という話ですが、読者の方から以下のような情報をいただきました。

「さて、ヌキテパ、ですが、東京品川にあるフレンチレストランの名前のようですね。結婚式の披露宴もしているみたいだし、テレビや雑誌などで取り上げられている有名なところみたいです。」

うーん、「そのまま切らずにお待ちください」という名前のレストランがあるとは…。確かに語呂は面白いですが。

話は変わって、私は妻や息子と離れて暮らしているのですが、ニューヨークでメキシコ人のやっている託児所に通う1歳の息子は、最近「ボイ」という言葉を家でも口にするとか。これがどうやらスペイン語の「行く」の voy らしいのですが、意味がわかっているのかどうか。

託児所では家で覚えた日本語の単語も時々口に出して「あち!」(熱い)なんて言っているそうです。

さて私の方は現在健康診断をアフリカで受けているのですが、こちらのシステムは、検査項目ごとに別々のラボに行って受信しなくてはなりません。血液検査はここ、胸部レントゲンはここ、消化器系はここ、といった感じで面倒くさいこと。

フランス語・スペイン語で「血液検査」

それはともかく、フランス語の入門書を見ても、例えば血液検査、なんていうシチュエーションはあまり登場しません。

英語で blood test と言いますが、フランス語では

analyse de sang

スペイン語だと大して変わらず

análisis de sangre

と言うのが普通のようです。

フランス語でウンチ・おしっこ

もう少し書いておくと検査書などに出てくる尿とか便という表現は、英語でもそうですが、あまり普段使わない単語が使われます。

 英語フランス語スペイン語
便fecesfaecesheces
尿urineurineorina

スペイン語だけ尿のスペルが違っていますが、「小便所」「小便器」「小便の」という意味の単語には urinario というのがあります。

さてこれらは、それこそ健康診断のときくらいにしかお目にかからない単語ですが、小さな子供がいる我が家に普段関係するのは「うんち」「おしっこ」のレベルの単語です。息子は「うんち」はまだ言えず、おしっこのことも「ちっち」と言っています。

 英語フランス語スペイン語
うんちpoupoucacacaca
おしっこwee/peepipipipí

うんちをする、おしっこをするはフランス語だと faire をつけ、スペイン語だと hacer をつけますが、フランス語でもこの場合 faire pipi となって、珍しく?!冠詞が付かないんですねえ。

しかし検査に行ったら、血液検査は日本とまったく同じ。ところが検便は、容器を渡されるのかと思ったら、弁当箱のような金属の箱を手渡され、「じゃあこの中にしてね。トイレはここね。」出かける前に出が悪かったから残っていたものの…。